アトピー性皮膚炎の原因

「アトピー性皮膚炎」は「原因不明」というイメージを持っている人が多く
根本的な原因がなく、それによって根本的な改善策がないと考えがちです。

しかしながら、「アレルギー」の一種であることは分かっており
人によって「要因」が変わるため、その「因子」と呼ばれる
「何らかの原因」が存在することは確かです。

基本的には「免疫機能」の誤作動

全てのアトピーの症状に関わっている
最も根本的な要因であると考えられるものが
「免疫機能」が、正常に働いていないということです。

免疫機能とは、外部からに存在する・体が「被害」を受ける
様々な「悪いもの」から、体を守るための機能です。

風邪・インフルエンザの原因となる、細菌・ウィルスを代表とした
様々な「悪い物質」が、空気中をさまよっています。

そういったものが、体の内部に侵入した際に
守る・追い出す機能が「免疫機能」になります。

アトピー性皮膚炎は、「自己免疫機能」とも言われる
「自分を守るための機能」

  • 正常に働いていない
  • 過剰に働きすぎている
  • 自分を攻撃してしまっている

これらの影響が、肌に現れていると考えられています。

自分ではどうすることも「できなかった」要因

アトピー性皮膚炎の辛い側面の1つに、症状の出方・タイミングが
自分でコントロールできず、また分からないことも多い点です。

「お風呂上り」「汗をかいた後」といった、ある程度のタイミングは
経験から判断することもできますが、だからといって「止める」ことや
軽減することもできないことが、苦しいと言われる大きな要素になります。

そして、そもそもの原因に関しても「自分では防げなかった」ものがほとんどです。

アトピーの原因として「遺伝」といった要素や
「生まれつき」といったものが挙げられます。

厳密には、それらは「原因」とは言えませんが
いずれにしても、自分の行動とは無関係に発症してしまうものです。

また、乳児期の「食べ物」が原因で発症してしまったと
「お母さん」が責められていた時代もありました。

しかしながら、その食品に対してアレルギーを持っていたとすれば
「いずれは」発症していたことに違いはなく
あくまで、発症する「タイミング」の問題とも言えます。

共通していることは「敏感肌」

アトピー性皮膚炎の患者に共通していることが「敏感肌」であり
基本的には「乾燥肌」と呼ばれる、肌中の水分が少ないことが挙げられます。

「肌に水分を留めておくことができない」体質であり

  • 皮脂
  • セラミド
  • コラーゲン

といった肌を守る成分が、人より少ないのです。

肌を守る、最初の「バリア」は水分であり
これらの成分は、肌に水分を留めておくための役割を担っています。

また「敏感肌」自体が、「アレルギー体質」と考えられ
アトピー性皮膚炎を発症するか、「紙一重」と言えるものでもあります。

そしてアトピー皮膚炎自体が、アレルギー・自己免疫疾患の症状の1つでもあるのです。

自己免疫疾患の中の、肌が反応しやすい症状ということです。

また肌が弱まったタイミングで、アレルギーにつながる物質に
接触してしまったことで、それをきかっけとして発症してしまうこともあります。

「外的要因」で発症・悪化

また、広く知られていることの中に「ハウスダスト」「ダニ」といったものも
アトピー・自己免疫疾患の、要因となると考えられています。

また「花粉」によって、アレルギー症状が悪化し
アトピー性皮膚炎に発展してしまうケースも見られます。

「大人になってから」症状を発症する人というのは
これらが関わっていることが多いと考えられています。

ハウスダスト・花粉等に含まれる「何か」が「スイッチ」を押してしまったのです。

しかしながら、いずれにしても「体質」として
いつかは発症する要素を持っていたことになり
そういった人に関しても、基本的には乾燥・敏感肌の傾向があります。

「自分はなぜアトピーなのか」を考える

以上に挙げたものというのは、あくまで「要因」の1つであり
その人個人の症状が、どれを要因とするのか、また全てなのかは
簡単に判断することができません。

「ほぼ完治」と言える状態になる人、更に考えもしなかった時期に
突然現れることもあり、難しい症状であることは確かです。

しかしながら、「自分のアトピーの症状の原因」
それに近いもの・そう「思われる」ものを突き止めることが
改善するために、非常に重要であることも確かなことになります。

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